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『かがみの孤城』作:辻村深月

前回、ご紹介した『かがみの孤城』読み終わりました。

涙があふれて止まりませんでした。

一つ一つの言葉、シーンを思い出すだけで、涙がまた出てきます。

素晴らしい作品でした。

私には、前回の記事に書かせていただいた、ひだまりさん。のような人の心を打つレビューは書けそうもないので、とりとめもなく思ったことを書いていこうと思います。

かなり、とりとめのない内容になると思いますので、苦手な方はここでページを閉じてくださいね。

私は、主人公「こころ」をはじめ、かがみの孤城に集められた子供たちがみんな好きです。

それぞれ学校へ行けなくなった理由は違うけれど、みんな本当に「良い子」たちでした。

現実世界に、じっくり向き合ってくれる人や心の余裕があれば、違ったのかも?と思いましたが、傷を持っている繊細な思春期の子供たちには「かがみの孤城」はどうしても必要だったんだ、とも思います。

ちょっとしたボタンの掛け違いで、ただ「普通」とは違ってしまった。
「普通」に学校に行けなくなってしまった。

フリースクールの喜多嶋先生みたいに、こころたちの気持ちが分かってくれる人もいれば、担任みたいに、こちらの「言葉」が通じない人もいる。

そういうどうしようもない現実は確かにあるから、まだ折り合いをつけることができない子供たちには、「かがみの孤城」は本当に救いだったんでしょう。

そこで、ぎこちないながらも互いの良さを知り、支えあっていくことを知っていく。
その過程は、涙なしでは読めませんでした。

私は、はきはきしている印象が喜多嶋先生から出てきた段階から、何となく「喜多嶋先生」の正体って、もしかして?と勘ぐっていましたが(笑)ドンピシャでした。

‘オオカミさま‘の正体には、本当にびっくり!
そうか、そうだったんだ、と。

「かがみの孤城」での記憶はなくなっても、しっかり胸に刻んで現実世界でみんながんばるんだろうな。

そして、幸せな結末。

中学2年の1学期が始まる朝、こころともう一人の「かがみの孤城」にいた子の出会いに、読んだ誰もが感動を覚えたと思います。

本当に自分の気持ちを的確に表すことが苦手な子どもにとって、ときに現実は牙をむく。

もし、不登校のお子さんがいたら、「普通」とかなんとか考える前に、その子のありのままをうけとめてあげたい。

自分の子が不登校だったら嫌だな、とか、自分の子供には関係ないとか考える前に、「大丈夫だよ」って言ってあげたい。

「いつか本当の友達に出会えるよ」とも言ってあげたい。

もしかしたら、この「かがみの孤城」は私たち大人こそ、読むべき本なのかもしれません。


最後までこの稚拙な記事を読んでくださってありがとうございました(*^^*)

雨降りさんには珍しく強く推薦します。

どうぞ読んでみてください!

では、また(^_^)/~

かがみの孤城







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No title

喜多嶋先生がでてきた時点で もしかしてって思ったのですかぁ‼すごいです。おとなにもぜひ読んで欲しい本ですよね。共感します。ちなみに ひだまりさんの前にこちらのレビューを読んでも やっぱり読みたくなって 購入してしまったでしょうね(笑)

No title

クリボーさん、こんばんは。

温かいお言葉、ありがとうございます<(_ _)>

「あの子が喜多嶋先生だったら良いな。」とずっと思いながら読んでいたので、そうだった時はうれしかったです(笑)

大人に読んでもらいたいですよね。

No title

こんにちは(*^o^*)
レビュー、素晴らしいです!

"もし、不登校のお子さんがいたら、「普通」とかなんとか考える前に、その子のありのままをうけとめてあげたい。"
雨降りさんのこの気持ちにぐっときました(*_*)
子どもたちに、ありのままで良いんだよと言ってあげたくなりました。
そして私自身も、ありのままでいようと。

ありがとうございました(*^^*)

No title

ひだまりさん。こんばんは。

「かがみの孤城」に描かれていた子供たちは、みんな素敵な子たちばかりでしたよね。
きっと、本来人間、特に子供ってそうなんだな、とこの本を読んで思いました。
必要なのは、自分を安心して受け止めてくれる人だったり、場所なんですよね。

私もありのままでいようと思います。

ひだまりさん。のブログに巡りあえなかったら、こんな素敵な本に出会えませんでした。

それもこれも、色々ありがとうごいます!(笑)
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雨降りさん

Author:雨降りさん
雨が大好きな雨降りさんです。
雨音を聞きながら、色々な想像をして童話を書いています☆
6月が一番好きな季節です。
雨の匂い、しっとりとした風景、いつもとは違う人や町の様子にどきどきしています♡

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